古い家の窓をDIYで内窓にリフォームしている、ブログ管理人の木葉らんです。
原状回復が必須の賃貸住宅には、中空ポリカーボネートを使って『簡易内窓』が作れます。
中空ポリカの簡易内窓が気になっているけど……
一体費用はいくらかかるの???
その疑問、ズバリ教えます。
その前に、簡易内窓を作るのに最低限必要な材料はこちらです。
- 購入した材料
- 中空ポリカ・・・910×1820×4mm厚 【2枚】
- ガラス戸レール5上 1594・・・ 全長2,000mm 【2本】
- ガラス戸レール5下 1595・・・ 全長2,000mm 【2本】
- カブセ ・・・KC5582・・・ 全長1,820mm 【2本】
私はこれらを使って、洋室の腰窓と台所の出窓の2ヵ所に簡易内窓を取付けました。
1枚目は初めてだったので慎重にカットして時間がかかってしまいましたが、慣れてしまえば2枚目はあっという間に完成しました。
そしてかかった費用は、以下の金額です。
簡易内窓の費用: 8,656円
どちらも西向きの窓で、向かいには山があります。
夏は西日が強いのでまぶしくてそしてとても暑い、冬は冷たい風が吹き下ろし窓枠に結露ができてしまいます。
「単板ガラス+アルミサッシ」では断熱性に劣る、昔ながらの窓です。
新しい家では複層ガラスが使われることが多いですが、今だに単板ガラスのみの家は日本には多いです。
持ち家の場合は、本格的に二重窓にしてしまえば高断熱にできますが……
賃貸住宅ではかんたんには設置できないので、我慢して過ごすのが当たり前。
でもやっぱり快適に過ごしたい!
少しでも家で快適に過ごせるように、簡易内窓を取付けてみました。
今回設置した中空ポリカの簡易内窓は、原状回復ができて断熱効果もあるのでぜひ一度取付けてみてください。
窓枠に滴る結露の拭き掃除に辟易しているなら、設置してみる価値はあります。
この記事では購入方法や材料が手に入るまでの流れを、ご紹介していきます。
【費用は1万円以下】中空ポリカの簡易内窓
この窓の向こう側は山で、毎朝鳥や虫の鳴き声が聞こえてきます。
料理をするときに西日がまぶしくて、遮光カーテンと布カーテンが欠かせません。
簡易内窓を取付けた後は、日射が和らいでまぶしいと感じなくなりました。
中空ポリカは透明なので光は通しても、紫外線をカットしてくれます。
部屋が暗くなるかと思っていましたが、そんなことはありませんでした。
見た目もスッキリして、清潔です。
ヨドバシ.comの送料無料は最強だった!
私は、配達料金無料のヨドバシ.comですべての材料を揃えました。
まさかと思いましたが、あの大きな中空ポリカまでも送料無料でしたよ。
厚手のダンボールの丁寧な梱包で、破損なく届きました。
ヨドバシカメラの【公式通販サイト】
このご時世でも、入会費無しで『送料無料』なんてすごいですよね!
冒頭で紹介した、2ヵ所設置した簡易内窓の材料内訳(税込み・送料込み)です。
- 購入した材料の内訳
- 中空ポリカ(トラスコ中山)・・・910×1820×4mm厚 ➜【2枚】@3,200 6,400円
- ガラス戸レール5上 1594(光モール)・・・全長2,000mm ➜【2本】@529 1,058円
- ガラス戸レール5下 1595(光モール)・・・全長2,000mm ➜【2本】@313 626円
- カブセ(光 HIKARI)・・・KC5582・・・全長1,820mm ➜【2本】@286 572円
合計費用: 8,656円
中空ポリカ1枚は910×1820×4mm厚で、半間のサイズになっています。
実際に取付けるときは、左右の中空ポリカの中心部に重なる部分が必要になります。
わかりやすく写真で参照すると、クレセント錠がある部分が窓の中心部です。
重ねることでできるだけ隙間をなくしたいので、中心部より幅が広い中空ポリカが必要です。
まず、洋室に取付けた腰窓の窓枠サイズを測定してみます。
縦幅1210mm×横幅1220mm(半分の横幅610mm)
中空ポリカ1枚の横幅は910mmなので、2枚必要ということになります。
余分の300mmは重なる部分になり、空気が侵入しにくくなります。
【 腰窓の材料 】
同じく、台所の出窓の窓枠サイズを測定してみます。
縦幅51mm×横幅1600mm(半分の横幅800mm)
中空ポリカの910mmなので、余分の110mmが重なる部分です。
【 台所・出窓の材料 】
逆に重なる部分が無いほど横幅が900mmを超える窓の場合は、中空ポリカのサイズを大きくする必要があります。
ただし、特注のサイズになるので、直接メーカーからの取り寄せになってしまうと思います。
横幅の広い窓の場合は、注意が必要です。
中空ポリカ同士を繋げるための部品を使うことで、対処する方法も検討してみてください。
- ジョイント用ポリカジョイナー エ型
- メーカー:光 HIKARI 型番:KTP-1800H
注文から配送までの期間
商品が届くまで1週間~10日前後
- 注文日:10月30日
- 電話連絡:11月6日(配達日の決定)
- 配達日:11月9日
注文はネットで、ヨドバシ.comからいつでも注文できます。
在庫が無くてお取り寄せになっていたので、時間がかかります。
10月30日に注文して7日後の11月6日に、宅配業者から電話がありました。
配達業者はクロネコヤマトや佐川急便などの大手宅配業者ではなく、地元の運送会社からの配達でした。
ご注文の商品を確実に受け取れる日時は、いつがよろしいですか?
大型配達なので、再配達しないように確実に受け取れる日時を伝えます。
その後、都合の良い11月9日に配達してもらうことが出来ました。
在庫がなくて【お取り寄せ】の商品 ➜ 商品が届く目安は1週間~10日前後
商品が届くまでの期間は、あくまで目安ですので参考にしてください。
梱包の状態
中空ポリカのサイズは 910×1820×4mm厚 なので、バカでかいダンボールで運ばれてきます。
サイズとは裏腹に重さのほうは軽くて持ち運べるので、心配いりません。
レールやカブセは、細長い筒の中に入っていました。
送料無料なのに梱包はしっかりされていて、ここまで丁重なのは…… すごい!ことですよね。
この段ボールは、中空ポリカをカットするときに下敷きにして使いました。
こんな大きなダンボールは、なかなか手に入りません。
台所の簡易内窓の取付け
最初に腰窓の簡易内窓を取り付けましたが、中空ポリカの余った部分で台所の出窓を作りました。
2回目の製作なので、テンポよく進みました。
目立たないクリア素材のリングシールフックを取付けてみたら、持ち手が大きくて使いやすいのでおススメです。
この商品は2個入りで、セリアで見つけました。
ダイソーでも見つけましたが、1個入りでした。
まとめ
今回は、中空ポリカで簡易内窓を取付けた費用について紹介しました。
私の場合は、以下の2つの簡易内窓が8,656円で取付けが出来ました。
なんといっても原状回復ができるので、気軽に始められます!
簡易内窓の費用: 8,656円
窓のサイズによって条件が変わるので、取付けたい窓枠の測定から始めてみてください。
横幅が重なるかどうかのチェックも必須です。
材料はすべてネットで購入できますが、【お取り寄せ】になっていることが考えられます。
そのため、実際に材料が手に入るまでは1週間~10日前後かかってしまうので、その点を考慮して早めに購入しておいてください。
中空ポリカの簡単内窓をDIYする具体的な方法が気になる人は、次の記事を参考にしてください。
賃貸住宅で原状回復が可能な中空ポリカの簡易内窓をご紹介しましたが、持ち家なら断然YKKapプラマードUのようなメーカーの内窓がおすすめです。
完全に密閉できるほうが効果は明らかです。
私はDIYで複層ガラスの内窓を取付けました。
今は値段が高く納期が長いなどのデメリットがあるのですが、一度取付けたら全部取付けたくなるほど効果を発揮します。
避けようもない自然災害で日頃から備えておくべきことは、手薄になっている窓対策だと言えます。
私はこれまで3か所内窓を取付けましたが、すべてじぶんで取付けました。
じぶんでやれば材料費だけで安くできるので、少しづつ窓リフォームができます。
是非あなたもやってみてください。